2004年6月23日 ゆうぽうと 簡易保険ホール

クレジット

音楽:W.A.モーツァルトの2幕のオペラ/台本:エマニュエル・ヨハン・シカネーダー/振付・演出:モーリス・ベジャール/照明:クレマン・ケロル/装置:アラン・ブレットのオリジナル・プランによる/衣装:アンニ・ダルヴィア

キャスト

弁者:バプティスト・ガオン
タミーノ:オクタヴィオ・スタンリー
パミーナ:ルース・ミロ
ザラストロ:マーティン・ヴェデル
夜の女王:カトリーヌ・ズアナバール
パパゲーノ:ウィリアム・ペドロ
パパゲーナ:カルリーヌ・マリオン
モノスタトス:ロジャー・カニンガム
夜の女王の仕える三人の侍女:カテリーナ・シャルキナ/エミール・デルベ/長谷川万里子
三人の童子:那須野圭右/パスカル・アルベリコ/ジュリアーノ・カルドーネ
三人の僧侶:ティエリー・デバル/ジュリアン・ファヴロー/デニス・ヴァスケ
三人の奴隷:ニール・ジャンセン/ヴィトー・ルチアーニ/イーゴル・ピオヴァノ
二人の武士:デニス・ヴァスケ/ヴィトー・ルチアーニ
イシス:アエシャ=ザキア・アッシュ
オシリス:スタン・カバール=ロエ


感想

弁者がロマンでもなく、ザラストロがファヴローでもない公演・・・やられた、と思いました。その2人が見たかったんですけど。でも、始まってみたら、ガオンの弁者、とってもよかったです。ロマンだったらどうかしら、と思わないわけではなかったけれど。ヴェデルのザラストロもストイックさがあって、神に憧れるのも納得する存在感。やっぱりファヴローくんのそれも見たかったですが。

それと、この日最大のヒットはパパゲーノのウィリアム・ペドロでした。あの軽さとバネは、BBLでは唯一の存在ではないかしら。客席にアピールするおちゃめさ、かわいかったです。そして、パパゲーナのマリオンもキュートでセクシーで最高っ。あの衣装もよいわ〜。2人並ぶとマリオンの方が背が高いのだけど、かわいいカップルになってました。

スタンリーのタミーノもよかったです。「これが死か?」では物足りない感じがありましたが、この役は彼に合っているのね、きっと。ファヴローは僧侶の1人で、出てきた後ろ姿だけで視線を集めてしまう存在感。そして、ズアナバールの夜の女王のクールでかっこいいこと!鋼鉄の肉体を思わせるシャープな動きに目を奪われました。Aプロで見たときも思ったけど、彼女を見てると東バの井脇さんを連想してしまいます。持ち味が近いのかなぁ。三人の童子が添えるやさしい雰囲気も好きでした。

オペラの映像もいちおうざっと見て行ったのですが、筋はあまりよくわかってないまま。モーツァルトの音楽だし、週半ばでヘトヘトだし、寝ちゃうかもーと心配していましたが、なんとか大丈夫でした。お隣や前の席の方は舟こいでましたが。字幕があったので、筋も把握しつつ舞台に集中できてよかったです。