魅惑のとき―BALLET DANCERS

著者:佐々木涼子・瀬戸秀美
発行:(2000.12)

1994年2月から96年3月まで朝日新聞紙上に掲載された「ダンスの現場−魅惑のとき」をもとにしたものだそうで、毎回(見開き)一人のダンサーをクローズアップしたものがまとめられています。片側のページに瀬戸さん撮影のモノクロ写真、もう片側のページ上半分に佐々木涼子さんの文章が掲載、という形なのでボリュームの割にすっと読めて、しかもとってもおもしろいんです。

今やスーパースターのダンサーも10年前はちょっと青臭かったり初々しかったり、あるい既に引退したダンサーが脂の乗り切った時期だったり、そういう当時の状況もとっても興味深いし、瀬戸さんが切り取るダンサーの写真も今とは違う面だったりして、本当に飽きません。

もしも私が当時朝日新聞を購読していたら、たぶんもっと早くバレエを見るようになっていたのではないかしら、と悔しくなる本でもあります。