noimage

著者:モーリス・ベジャール/訳:前田允
発行:(1982.11)

古本屋さんで買いました。amazonではデータベースにものってませんでした。

ベジャールの生い立ちやバレエとの出会い、どのように振付家になったのか、など全く知らずに読んだのでとても面白かったです。本は分厚いのですが、行をたどっていくことが苦痛にならないのです。訳のよさもあったと思いますけれど、ベジャール本人が音楽や踊りだけでなく文章で自分を表現することにも長けた人なのね、という印象。

地名にしても人名にしても、たくさん出てくる固有名詞のイメージが湧かずに通りすぎて読んでしまうコトで、もしかしたらこの本の半分位は味わえていないのかもしれませんが、それでも十分「ベジャールを知った」気になります。加えて、ジョルジュ・ドンとの有名な出会い、たくさんの作品たちやベジャールの元にいたダンサーたちのエピソード、例えそれがほんの断片を映像で見ただけの作品や見たこともないダンサーの話であっても、それらの話は私にはとても面白いものでした。

この後、99年に自伝2が発表になっているようで、そちらもどうにか手にいれて読んでみたいなーと思っている次第です。