足ながおじさん

このミュージカル映画「足ながおじさん」には、ローラン・プティが振り付けたバレエ・シーンが登場します。レスリー・キャロンは元々プティに見いだされてシャンゼリゼ・バレエで踊っていたバレリーナだったそうですね。バレエもちょっと踊れるミュージカル・スターだと思ってました(^^;)

バレエシーンと言っても、ジャンメールとプティ本人が劇中バレエを踊った「アンデルセン物語」のようにバレエらしいものではなく、それなりにプティらしさが垣間見られるかな、という程度。言うなれば全幕バレエにおけるディヴェルティスマンのように、ミュージカルの中にバレエがあるというか。パリのバレリーナに扮してバレエ「パピヨン」を踊ったりアラブやアジアのイメージで踊るシーンなどがあります。これらのシーンにつかわれる美術は、プティが好みそうなキッチュな感じで素敵でした。なお、振付家本人は登場しません。

バレエシーンよりも、最初の方にあるアステアのソロやアステアとキャロンが2人で踊るダンスナンバーの方が、映画的にはしっくりきてると思います。ストーリーはおなじみですね。主役の2人もいいけど、アステアの側近?の2人が最高でした。映像はかなり綺麗に補正してあるようです。