Spitzen-Variationen 1

Spitzen-Variationen - Das Staatsballett Berlin und Vladimir Malakhov
発行:Schott Music (2006/10)
商品の寸法:27.4 x 24.4 x 2 cm

ドイツ語版の、ベルリン国立バレエのカンパニーブックです。2006年出版。カンパニーのレパートリー、2004/2005年シーズンと2005/2006シーズンの新しいレパートリー、そしてダンサーやスタッフの写真などから構成されていて、ドイツ語が読めなくても写真だけでも楽しめます。人名はドイツ語でも何でも関係ありませんしね。ただ、レパートリーの説明文章などはドイツ語が判れば理解が深まるでしょうから、読めない身としては少々残念ではあります。それでも文章よりは写真の方が多めの本なのが救いかな。

ダンサーについてはそれぞれ顔写真が並んでいる他、各シーズンに所属したダンサーとスタッフの名前がそれぞれに記載されています。残念ながら、2006/2007シーズンからカンパニーに所属した中村祥子さんは出ていませんけれど、他の日本人ダンサー3人はもちろん登場していて、ところどころにお写真あり。レパートリーの写真などは、やはりプリンシパル級の写真が一番多いのですけれど、マラーホフだけが抜群に多いという訳ではなくカンパニーとしてバランスの取れた写真チョイスではないでしょうか。ゲストのヴィシニョーワやフォーゲルくんの写真なども出演回数に応じた頻度で掲載されているようです。

写真は90〜95%がカラー。1ページを大きい1枚の写真で埋めるというよりは、2〜3枚の写真と文章やクレジットで構成するタイプ。幅広いレパートリーのリハーサルや公演写真がふんだんに使われていて、マラーホフがどれだけのエネルギーを使ってレパートリーを充実させてきたかが手に取るようにわかります。それらの写真からはダンサーたちのバレエに対する情熱やカンパニーの雰囲気の良さをも伝わってきます。

マラーホフ版「シンデレラ」で義姉を踊るマラーホフの楽しそうな様子は特に印象的。それに、スタッフ写真の中のバレエマスターさんたちがポーズを取っている写真!マラーホフやベルリン国立のダンサーがお好きならば、手頃とは言えない価格の本ですがお勧めです。私はこういう”資料”的な本が大好きなので買ってよかったです。私が買った頃よりは、少し価格が下がっているようですよ。ちなみに、フェアリーで買うと12,600円だそうなので、amazon.co.jpで買う方がお得です。収録されたレパートリーは”追記”の方に記載しておきますね。


<レパートリー>
・「白鳥の湖」Schwanensee(パトリス・バール)
・「ル・パルク」Le Parc(アンジュラン・プレルジョカージュ)
・「シンデレラ」Cinderella(ウラジーミル・マラーホフ)
・「ラ・バヤデール」Die Bajadere(ウラジーミル・マラーホフ)
・「くるみ割り人形」Der Nussknacker(パトリス・バール)
・「イリ・キリアンのバレエの夕べ」Jiri-Kylian-Ballettabend(Stamping Ground / Ruckkehr ins fremde Land / Sinfonie in D)(イリ・キリアン)
・「ジゼル」Giselle(パトリス・バール)
・「オネーギン」Onegin(ジョン・クランコ)
・「菩提樹の夢」Ein Lindentraum...(ウヴェ・ショルツ)
・「雪の女王」Die Schneekonigin(Ray Barra)

<2004/2005 新プロダクション>
・「ストラヴィンスキーのバレエの夕べ」=”ヴォヤージュ”(ツァネラ)”火の鳥”(ショルツ)”春の祭典”(プレルジョカージュ)
・「リング」(ベジャール)
・「マラーホフ&フレンズ」(マラーホフ、ラカッラ&ピエール、セミオノワ&フォーゲルの写真のみ)
・「マノン」(マクミラン)
・「Shut up and Dance!」(新進振付家の夕べ、みたいなもの?)
・「バランシンの夕べ」”セレナーデ” ”アポロ” ”チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ” ”バレエ・インペリアル”

<2004/2005 新プロダクション>
・「眠れる森の美女」(マラーホフ)
・「トリプルビル」”The Envelope”(パーソンズ)”Out of 99”(Leo Mujic)”The Second Detail”(フォーサイス)
・「チャイコフスキー」(エイフマン)