留守中に届いていたダンスマガジン2012年3月号。まだパラパラと見ているだけなのですが、シディ・ラルビ・シェルカウイが登場したダンスマガジンインタビューだけはワクワクしながら、三浦雅士氏の熱弁に誘われるように熟読してしまいました。シェルカウイは元々とても興味ある人物なのでどんな記事でも熟読したと思うのですが、これはホントに面白かった。

ほんの少しだけの抜粋を見ただけながら、強く心惹かれている、全編を見たくてたまらない作品「イン・メモリアム」の話もあって。この作品はシェルカウイがモンテカルロ・バレエに振り付けたものなのですが、このインタビューの中で彼がベルニス・コピエテルスについて、「守ってあげたくなるくらい、彼女は攻撃的なんです」と話しています。そう!!と膝を打つ思い。そう、ただマッチョなだけの女性ダンサーならこんなに気にならないと思うもの…。

この「イン・メモリアム」、インタビュー記事の写真でも見られる通り、ベルニスを頂点に(まるで白鳥の湖のフォーメーションのような三角形に)並んだダンサーたちが男女ともパ・ド・ブレしながら手は独特の動きをする…というパートを映像で見た事があり、非常に心惹かれています。衣装もそうなのですが、上半身と下半身が異文化的、というか。日本でもいつかこの作品を見られる時がくるとよいのですが…。モンテカルロ・バレエもガンガン再演してくれれば、どこかで見る機会もあるのでしょうけれどね。

「TeZukA」は今月末、モンテカルロ・バレエは3月に来日公演がありますね。見に行ければいいのですが…

DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2012年 03月号 [雑誌]
DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2012年 03月号 [雑誌]

ダンスマガジンインタビューの次のページ、マリヤ・アレクサンドロワのインタビューもとても心に響くものでした。エギナやライモンダの事、ロシア・バレエの偉大なダンサーたちがになってきた「ハードル」の事…。彼女の言葉は先駆者達のハードルをクリアしてきた自負と責任が垣間見えます。それと同時に、ここしばらくロシア・バレエ界を揺さぶっている新たな動きに改めて思いを馳せずにはいられません。伝統だけが全てとは思わないし、新たな挑戦はいつだって興味深いものではありますけれどね。


件の「イン・メモリアム」、短い抜粋映像は以下で見られます。シェルカウイのドキュメンタリーと、モンテカルロ・バレエ「シンデレラ」の特典映像にて。

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