昨日で震災から1年でしたね。東京にいる私の価値観すら全く変えてしまったとてつもなく大きな災害…私たちの心はいつも被災された方々やご遺族の方々と共にあります。被災された方々が少しでも安心そして納得して前へ進めるよう、これからも息長く出来る限りの支援を継続していかねば、と改めて。1年前と同様これからも、自分のすべきことをなしていきたいですね。そしてもちろん、ご自身の災害対策の再点検もお忘れなく。


さて…先日、松本市美術館で「シャガール展 愛の物語(http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p3/p3-html/p3-kikaku13.htm)」(4月1日まで。その後 高知、長崎、新潟、京都と巡回)を見にいってきました。モンテカルロ・バレエの「ダフニスとクロエ」は見られなかったけど、シャガールの「ダフニスとクロエ」リトグラフ全42枚(うらわ美術館所蔵)は見た、という訳です。シャガールの「ダフニスとクロエ」のリトグラフは以前ポーラ美術館「ドガ、ダリ、シャガールのバレエ」展でも半分だけ見たのですが、やはり全てを順番に見られる方が幸せも倍増します。

ロシアのトレチャコフ美術館の所蔵品がメインで、そのうちの半分くらいは2008年にも日本に来たものだと思います。その時の目玉の1つだった シャガールがモスクワ国立ユダヤ劇場の為に描いた大きな壁画7枚も来ていて、やはり劇場に飾られていたのと同じように並べて展示されていました。「舞台上の愛 Love on the Stage」の前からは、しばらく動けず…。

お気に入りの数枚を何度も何度も繰り返し見に戻り、タイミングを見計らえば好きなだけ独り占めで鑑賞できる程度の混み具合。トレチャコフ美術館だけでなくロシア美術館からの作品も見応えがありましたし、国内からもよい作品が集まっていると思います。息詰まる日々のよい休息となりました。行って良かったです。

シャガール展は今もう1つ国内を巡回しているのがありましたよね。こちらは横浜か日本橋高島屋、どちらかで見られるといいのですけれど。


松本といえば、草間彌生さんの故郷という事で彼女の作品も常設で多数。近年のポップでわくわくするような作品のあとで初期の暗い色彩で埋め尽くされた作品と対峙すると、足が震えそうになります…。松本市美術館は今年が開館10周年だそうで大きな企画が続くらしく、今大阪の国立国際美術館で開催されている「草間彌生 永遠の永遠の永遠」も当地へ巡回するそうです。

この美術館のロゴを手がけた田中一光さんのポスター展も常設で見られました。開館記念のポスターとロゴを手がけられたものの、開館を待たずに亡くなられた田中一光さん…つまり今年は彼の没後10年でもあるのですね。まるで昨日の事みたいにその日の事を思い出します。

matsumoto city museum of art

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