バレエではありませんが、Arthaus Musikの10月の新譜からドキュメンタリーのご紹介。タイトルは「Dance Crazy In Hollywood」。1930-50年代ハリウッド映画で活躍した振付家/ダンサーのハーミズ・パンを扱ったものだそうです。監督は先月亡くなられたフランスのロベール・クーペルベルグ Robert Kuperberg…とお読みしてよいのかしら。この時代のハリウッド映画を愛して、たくさんのドキュメンタリーを撮られた監督さんみたいですね。

ハーミズ・パンはフレッド・アステアが映画の振付を行う際に共同作業をしていて、ジンジャー・ロジャースのタップの音なんかも彼が担当していたのだとか。振付家として一番名を上げたのは「キス・ミー・ケイト」かしら(この映画には若きボブ・フォッシーも出演していますが、フォッシーが踊ったところは彼自身の振付だったハズ)。彼が関わった映画は、この時代のミュージカル映画が好きな人なら覚えのある作品ばかり。


amazonに彼について書かれた本「Hermes Pan: The Man Who Danced with Fred Astaire」というのがあって表紙を見る事ができますが、踊るアステアと、パンのとても楽しそうな表情が印象的です。それに、この後ろの黒板の舞踊譜的なもの、何だか見ていてこちらが踊り出したくなるようですよね。この写真でも何となく感じますけど、このお二人、お顔立ちが似ている点でもよく言及されます。

Hermes Pan: The Man Who Danced With Fred Astaire
Hermes Pan: The Man Who Danced With Fred Astaire

今回発売になるドキュメンタリーはパンが1990年に亡くなる前、最後に作られたものなのだそうです。ミュージカル映画全盛期のスターたちによるアーカイブが収録されているそうで、興味津々。

Crotchetの商品ページ(http://www.crotchet.co.uk/101642.html)によれば日本語字幕も用意されているとのこと。amazon.co.ukで予約受付が始まったので、そちらへのリンクをはっておきます。

Dance Crazy In Hollywood (Hermes Pan/ Frank Sinatra/ Rita Hayworth/ Ginger Rogers/ Kim Novak/ Shirley MacLaine) (Arthaus: 101642) [DVD] [NTSC]