「Serge Diaghilev & The Ballet Russes」という非常に興味深いDVDが、米Microcinemaより5月21日に発売になるそうです。
このドキュメンタリーはワシントンのナショナル・ギャラリー制作…つまりは今月から開催される「Diaghilev and the Ballets Russes, 1909-1929: When Art Danced With Music」の中で上映されるものと同じか、それに準ずるものと思われます。ナレーションはティルダ・スウィントンが担当しているとの事。
- Serge Diaghilev and the Ballet Russes|Microcinema DVDs(http://www.microcinemadvd.com/product/DVD/1356/Serge_Diaghilev_and_the_Ballet_Russes.html )
上のリンクの通りMicrocinemaのサイトに商品ページもできています。ジョフリー・バレエやニューヨーク・シティ・バレエが踊るバレエ・リュスの演目を復元した作品の抜粋も収録されていて、装置/衣装にも焦点をあてる他、ダンサー、音楽家、研究者などのインタビューも収録されているそうです。
NTSC/Region ALLという事で日本での視聴も問題なしですが、日本語字幕はありません。クローズド・キャプション付きで、特典として、映像中の衣装やセットデザインや写真などのスライドショーがつく模様。
この美術展は関連書籍もありますね。2010年にロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された際に発売されたものが以下の左側なのですが、amazon.co.jpで左側の本のフォーマット違いとして出てくるものは5/14発売でいかにも展覧会に合わせた発売っぽいのですが、ナショナル・ギャラリーのオンラインショップで購入できるものとはページ数とタイトルもちょっと違っていて別ものなのかしら?と混乱するなど。。(ハンパな情報ですみません)
今回の展示はV&Aで展示に更に50点以上が加わったものだそうなので、その辺りが含まれて改訂されたものかどうか、というのも気になります。
Diaghilev and the Golden Age of the Ballet Russes: Revised Edition
何とかして見にいけないだろうか…あるいはもちろん日本に来てくれたらそれが一番嬉しいですけど…。
Comments [2]
No.1naomiさん
お久しぶりです。素晴らしい情報をありがとうございます。これは必見ですね!
V&Aでのバレエ・リュス展はそれはそれは素晴らしくて、会期中3回も通ってしまいました。カタログも大変充実していましたね。それよりも出品点数の多いワシントンナショナルギャラリーの展覧会はさぞかし素晴らしいのでは、と思います。日本にいつか来てくれるといいのですが…。
No.2ゆうさん
naomiさん、ご無沙汰しています。
V&Aの展示、3回もご覧になれたのですね!それだけ価値ある充実した展示だったと伝わります。
それにプラスαの展示、、、本当に垂涎ものでワシントンに飛んで行きたいです〜。
このDVDが入手できる事は本当にありがたい事で、内容を調べ始めたら金山にぶち当たった感といいますか(笑)久しぶりに興奮する新発売情報でした。楽しみですね。