Side Ballet Eyecatch

「眠れる森の美女」ロイヤル・バレエ(2019/12/07S)

2019年12月7日ソワレ ロイヤル・オペラハウス

クレジット

Choreography: Marius Petipa
Additional choreography: Frederick Ashton, Anthony Dowell and Christopher Wheeldon
Music: Pyotr Il’yich Tchaikovsky
Scenario: Ivan Vsevolozhsky

Production: Monica Mason and Christopher Newton
Original production: Ninette de Valois and Nicholas Sergeyev
Original designs: Oliver Messel
Additional designs: Peter Farmer
Lighting designer: Mark Jonathan
Staging: Christopher Carr

Conductor: Tom Seligmane
Orchestra of the Royal Opera House
Guest Concert Master: Ania Safanova

キャスト

King Florestan XXIV: Christopher Saunders
His Queen: Elizabeth McGorian
Princess Aurora: Yasmine Naghdi
Prince Florimund: Matthew Ball
Catalabutte, Master of Ceremonies: Bennet Gartside
Carabosse: Kristen McNally
Lilac Fairy: Claire Calvert

Prologue
Fairy of the Crystal Fountain: Romany Pajdak
Her Cavalier: Luca Acri
Fairy of the Enchanted Garden: Mayara Magri
Her Cavalier: Valentino Zucchetti
Fairy of the Woodland Glade: Melissa Hamilton
Her Cavalier: David Donnelly
Fairy of the Song Bird: Anna Rose O’Sullivan
Her Cavalier: Leo Dixon
Fairy of the Golden Vine: Yuhui Choe
Her Cavalier: Joseph Sissens
Lilac Fairy’s Cavalier: Nicol Edmonds

Act I
The English Prince: Gary Avis
The French Prince: Nicol Edmonds
The Indian Prince: David Donnelly
The Russian Prince: Tomas Mock
Princess Aurora’s Friends: Annette Buvoli, Isabella Gasparini, Hannah Grennell, Meaghan Grace Hinkis, Romany Pajdak, Leticia Stock, Gina Storm-Jensen, Lara Turk

Act II
The Countess: Christina Arestis
Gallison: Erico Montes

Act III
Florestan and His Sisters: Valentino Zucchetti, Anna Rose O’Sullivan, Mayara Magri
Puss-in-Boots and the White Cat: Paul Kay, Ashley Dean
Princess Florine and the Bluebird: Yuhui Choe, Luca Acri
Red Riding Hood and the Wolf: Romany Pajdak, Nicol Edmonds
Grand pas de deux: Yasmine Naghdi, Matthew Ball


感想

前回劇場でバレエを見たのは2010年のパリとウィーンだった、という実に9年ぶりのバレエ鑑賞…ということで9年ぶりに鑑賞メモを残してみますが、何しろふわふわと楽しんだので今までより更につかみどころのないメモになっているかと。高揚感しか伝わらないと思いますが悪しからず。

今回も夫のリフレッシュ休暇で、ロンドン滞在期間中はこの日しか選択肢がなかったのでした。マチネに金子扶生さんとリース・クラークの公演があったのだけど、一般は買えない公演だったみたい。

この日しかなかったとはいえ、ヤスミンとマシューというこれから10年以上ロイヤル・バレエの屋台骨を支えて行くであろう黄金ペアの主演、とても楽しみにしていました。よく組む二人だけにパートナーシップは素晴らしく二人の信頼関係が見て取れるのもよかったです。

それでも、この日はヤスミンの日でしたね。1幕の登場から3幕のエピローグまで、オーロラ姫の独壇場でした。体力と技量と美のバランスがとても高い水準でとれていて、クレバーで品が良くて。絶対素晴らしいだろうとは思ってたけど遥か上をいってました。そして観客もみんなヤスミンの味方。ものすごい歓声と拍手でした。「眠り」で客席がこんなに盛り上がるのを見たのは初めてです。

できればマシューはフロリムンドのような王子ではなく個性のある役で見たかったなあと思っていたのですが、古典の輝ける王子もよかったです。2幕で出てきた時などは、そりゃあ公爵夫人もちょっかい出したくなるよねえ、という美しさ。哀愁のソロで古典王子が抱えている以上のドラマを背中に背負って踊る感じは、彼ならではだと思いました。たまらん。こちらが勝手に背負わせて見てるだけかもしれないけど、そうしたくなるダンサーですよね。オペラグラスで、ひたすら彼を追い続けてしまいました。ははは。

王様がサウンダースさん、王妃がマクゴリアンさんというのも鉄板だったし、クレアのリラの精、カラボスのマクナリーさんも場数の多さではこの二人が筆頭だと思うのでこなれていて楽しかったです。求婚者ではインド王子のドネリーくんが意外と曲者だったのが印象に残ります。若手ばかりの求婚者の中にギャリーがイングリッシュプリンスでいてくれたのは嬉しかったですが、ヴィジュアル的に年齢を感じて少しさみしかったかも。もちろんサポートや存在感はこれ以上ないほどなのですが。あれはもしかしてチャールズのカリカチュアとか?(なわけない)

3幕はアナローズとマヤラ、ズケッティくんのフロレスタンコンビもよかったですし、フロリナはユフィさん、青い鳥がルカくん、というのが何よりのボーナスでした。しかし、ショーストッパーは代役で白い猫を踊ったアシュリー・ディーン。この踊りはどこで見ても受けがいいですが、マスクをしててもクールビューティなのが伺えるキリッとした口元でツンとすまして、長靴を履いた猫(ポール・ケイ)と踊るの、最高でした。まりこ&すみなの佐々木さんペア、前田さんのお姿もあり、ふわふわと夢見心地の3時間でした。子供の頃初めてバレエを見た時のような高揚感。

ロンドン滞在中、オペラハウスの中が一番日本人遭遇率が高かったかもしれません。あと、この日は上の階からニコライ・ヒュッベが見てたらしいんですよね……休憩の時ポール・ハムリン・ホールの片隅でケヴィン・オヘアが男性ゲスト数人と談笑してたのを見かけたのですが、もしかしてそのうちの一人がヒュッベだったのかしら…後ろ姿しか見なかったから分からなかったわ。それだけが心残りです(笑)。

https://www.roh.org.uk/productions/the-sleeping-beauty-by-marius-petipa

19120700.jpg
先日のせたのと同じ写真ですが。

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ゆう:ただいま劇場通いはお休み中。その間もバレエから離れられずブログ更新していましたが、そちらも現在は滞りがち。どちらも元に戻れるかどうか自分でも心配…。

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