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本・雑誌-本のレビュー Archive
レビュー「闘うバレエ」
- 2005/08/06 23:00|
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著者:佐々木忠次
発行:(2001.07)
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NBSのボス、佐々木忠次氏の著書。子供の頃からの舞台芸術とのかかわりやNBSと東京バレエ団の歴史、世界の振付家や指導者、ダンサーたちとのエピソーどなどなどについて書かれているので、とても興味深く読みました。彼の物言いはとても明確。NBSニュースのコラムで伺える通りの書きっぷりは爽快ですらありますね。文句言ってばかりのおじさん、という訳でもないのだとわかって安心しました(笑)。モノクロながら、NBSと東京バレエ団関係の貴重な舞台写真が見られるのも○。
今後もいつまでも元気に歯に衣着せぬ物言いで吠えていただきたいものです。と同時に、時々聞こえてくる特定の振付家や団体とのあれやこれや、あれは観客を失望させるだけで決してプラスにはならないので、その辺は考えていただきたいなぁ。
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レビュー「FESTA2003」
- 2005/08/05 23:00|
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著者:海田悠
発行:(2004.08)
NBSのボス佐々木忠次氏の古希のお祝いに、ということで行われたNBSの1年間のお祭り騒ぎ「FESTA2003」の写真集です。写真展などで限定的に販売もされたと思いますが、私は2005年のロイヤル/ギエム愛の物語をセット券で購入した人への特典、という形で入手しました。ずっしりと重たい写真集です。
バレエでは、1月「ベジャール・ガラ」、3月パリ・オペラ座バレエ「ジュエルズ」「ラ・バヤデール」、5月世界バレエフェス全幕プロ「眠れる森の美女」(セミオノワ/マラーホフ)、「白鳥の湖」(ルテステュ/マルティネズ)、6月シルヴィ・ギエム「3つの愛の物語」、7/8月世界バレエフェス(Aプロ/Bプロ/ドンキ/ジゼル/ガラ〜最後のお楽しみも!)、10月のバレンボイム&シカゴ響&ギエム、11月「くるみ割り人形」(セミオノワ/マラーホフ)・・・これらの舞台だけでなく舞台裏の写真もたっぷり。
巻末には海田悠氏の撮影メモもあって、カメラマンの苦労話やファインダー越しに感じたことなども少しだけ知る事ができます。たぶん海田さんは人物写真がお得意な方だと思うので、舞台の写真はかなりのご苦労があったのでは。それだけに、普段目にする舞台写真とは違う感性で、とても新鮮でもありました。
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レビュー「マニュエル・ルグリ ポストカードブック」
- 2005/08/04 23:00|
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著者:ダヴィッド・エロフェール
発行:新書館(2005)
フェアリーにて購入可能
< 2004年4月に行われた「ルグリと輝ける仲間たち」の舞台写真を中心に、東京、パリ、ニューヨーク——世界で活躍するルグリが、自ら選んだベスト・ショットを集めました。>というポストカードブック。大判ポストカードサイズで30枚綴り。1冊1500円だから1枚あたり50円・・・と考えたら、かなりお得〜。それに、あの「ルグリと輝ける仲間たち」公演、私はすごーく好きだった公演なので、記念に購入。
あの公演に出演していたイレール、ルディエール、オーレリ・デュポン、マチュー・ガニオだけでなく、NYでトリシャ・ブラウンの新作の稽古をするルグリとニコラ、なんて写真もあるし。私が一番好きな写真は2つ並んだ公衆電話でそれぞれに受話器をとっているオーレリとルグリのツーショット。それと、裏表紙のガルニエ宮の内部でたたずむルグリ、かな。もちろんどの写真も素敵です。
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レビュー「ウラジーミル・マラーホフ」
- 2005/08/03 23:00|
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著者:インゲボルグ・ティヒー=ルーガー
訳:後藤まの
発行:(2005.03)
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原書は2002年にウィーンで自伝として出版されたものなんですね。子供の頃から2002年当時、つまり、ベルリン国立歌劇場バレエの芸術監督になり、マリインスキー劇場で初めて踊った頃までのことが、マラーホフの一人称で書かれた本です。
実際に書いたのはティヒー=ルーガーさんであるにしろ、それらのことを著者に語って聞かせたのはマラーホフ自身。印象的なスーザン・ジャフィーとの出会いのエピソードや、ターニングポイントになった時間・場所の雰囲気の描写。マラーホフの感受性の豊かさが伺われて、まるでマラーホフと一緒にその場にいるような気持ちになります。訳者である後藤まのさんの力も大きいかもしれませんね。彼が一緒に仕事をしてきたダンサーや振付家たちとの関わり、踊った作品のこと・・・。聞かれた質問に答えるインタビューとは違うトーンで書かれた文章は、とても新鮮でした。それに、私が知らなかった、マラーホフが西側で踊ると決めてからしばらくの間のことなども知る事ができたのもよかったです。
付録として、最近とられたと思われるマラーホフのお母さんのインタビューと、イルギス・ガリムーリン/成澤淑栄夫妻のインタビューつき。全部モノクロのハードカバーですが、子供の頃からの写真がたっぷり収録されています。ボリショイバレエ学校時代の脚の長さったら!もちろん今もプロポーションはよいのだけど、子供の頃は際立っていたのではないかしら。マラーホフのご両親に、彼を生んでくれて、バレエの道へ進ませてくれてありがとうと言いたくなりました。
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レビュー「American Ballet Theatre 2006 Calendar」
- 2005/08/02 22:00|
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写真:Nancy Ellison
発行:Universe Publishing(2006.07)
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Nancy Ellison撮影のABT 2006年カレンダー。
今年のカレンダーに引き続き、カラーの月とモノクロの月があって、モノクロ写真は(7月のフェリを除いて)THE BALLET BOOKに載っていたレッスン着での写真でした。1月のアブレラの写真はTHE BALLET BOOKの表紙写真ですし、この本をお持ちの方には見た事ある写真ばかりだと思います。
バレエの衣装を着けたダンサーたちの写真も全てスタジオ撮影。Nancy Ellisonはスタジオでライトも効果的にあてて、きれいなバレエ写真を撮るスタイルの人なので、万人受けする素敵な写真です。イーサンとアマンダは今年のカレンダーでも「ジゼル」なのですが、アマンダのフェアウェルの後だし、違う写真だから許してあげよう、という感じ。来年の写真は、ひざまずいたイーサンの後ろでアマンダがアラベスクする、あのキメのポーズの写真。
お手頃価格で1年間バレエの写真を眺められるのがこのカレンダーのよいところ。特に、お気に入りのダンサーが掲載されていたら「買い」だと思います。でもね、個人的にはそろそろ新しく撮影したものでお願いしたいなー。
1月 ステラ・アブレラ(モノクロ)
2月 マリア・リチェット(カラー)フロリナ王女
3月 ジョージナ・パーキンソンとジリアン・マーフィー(モノクロ)
4月 ルチアーナ・パリスとユリコ・カジヤ(モノクロ)
5月 パロマ・ヘレーラ(カラー)オディール
6月 エルマン・コルネホ(モノクロ)
7月 アレッサンドラ・フェリ(モノクロ)マノン
8月 ニーナ・アナニアシヴィリ(カラー)オデット
9月 マルセロ・ゴメス(モノクロ)
10月 ジュリー・ケントとパロマ・ヘレーラ(カラー)表紙写真
11月 シオマラ・レイエス(モノクロ)
12月 アマンダ・マッケローとイーサン・スティーフェル(カラー)ジゼル
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