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本・雑誌-本のレビュー Archive

レビュー「バレエの魅力」

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著者:松山樹子
発行:講談社文庫(1978.05)
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これも文庫を中古で購入しました。25年位前のものだからか、紙質も全然違うのでびっくり。たぶん、バレエを志す若い人向けに書かれた本ではないかと思います。今以上に教師不足であったろう当時、この本を貪り読んでレッスンした方もたくさんいたかもしれませんね。

「白鳥」「ジゼル」「ドンキ」「コッペリア」「白毛女」など松山バレエが誇るレパートリーをカラーで紹介する冒頭、バレエの歴史と日本のバレエ創成期のまっただ中にいた時のお話、清水哲太郎/森下洋子の最も近い場所から見た2人の話、そしてバレエの基礎を写真つきで紹介する後半。

元々の紙が厚手な上に薄い本なのであっという間の読み終わってしまうのですが、パワフルな森下/清水ペアが追いかけたのはこの松山さんの負けずにエネルギッシュな背中だったのか〜と納得の内容でした。

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レビュー「マーゴ・フォンティーンが語る バレリーナの世界」

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著者:著者:野崎韶夫
発行:(1993.11)
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中古で入手。自伝的なお話かな?と勝手に思っていたのですが、どちらかというと自分の娘をバレエの世界へ送り込もうと考えている母親への手引書、にも読めるかな。「自分の経験をふまえたバレエ教育のあるべき姿」と「様々なスタイルのダンスの説明」などなど、バレリーナになりたい小さな子が読むには難しすぎる本だし、たぶん母親向けかと。

フォンティーンの母親が娘の子供時代のことについて書いた手記も入っているのですが、この母親にしてこの娘あり、というか、フォンティーンの資質を認めてあるべき方向へと正しく導いたのは母親の力に他ならないのだと痛感しました。もちろん本人の努力も大きいことはわかっていますが、バレエのように子供時代から正しい訓練が必要な場合、家族の尽力というのは本当に大きいですものね。

そして学校を選ぶ大切さも書かれていましたが、イギリス(そしてその後はアメリカ、中国でも)ですら厳しい目で学校を選ぶ必要があるというのに、日本でならどれだけ大変か。(「ユカリューシャ」で斎藤友佳理さんも学校を選ぶ大切さを力説されていましたね)幼稚園の教室で放課後に開かれていたバレエ教室に数年間通ったことのある私も、その点はよくわかります。まぁ、私にはあれくらいの所が相応しかったのかもしれませんけどね。

時代も変わってきているし、違う国での話なので、バレリーナ予備軍のお母さまが今読んだとしてどれくらい参考になるかはわかりませんが、私としてはフォンティーンの気品の一端に触れたような読後感でした。

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レビュー「バリシニコフ−故国を離れて」

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著者:ゲナディ・スマコフ/訳:阿部容子
発行:(1986.08)
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こちらも古本屋さんで購入。バリシニコフの友人であるスマコフ氏の執筆による、生い立ちからキーロフでのダンサー時代、亡命、アメリカでのキャリアなどについて書かれた本。

著者とミーシャの関係がそのまま文章に現れたのか(スマコフは、バリシニコフより8歳年上の博識なよきアドヴァイザーであり最も近しい友人であるとのこと)、見守るような第三者の視線で書かれた落ち着いたものでした。バリシニコフといえばゴシップ、という期待をして読むと肩透かしをくらうでしょうねっ。そういうのは、ホントに最小限です(笑)。

この本で知るバリシニコフは苦悩と苦労と苦闘の人・・・かな。そちらの局面が特別強調されていた訳ではないだろうけど、あまり知らなかった側面を知ったということかしらね。今現在もバリシニコフはホワイトオーク・プロジェクトで踊っていると思うのだけど、結局彼は自分の居心地がよくて家族愛に恵まれて幸せで踊りたいものを踊れる、そんな環境にたどり着くことができたのだろうか。

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レビュー「ジゼルという名のバレエ」

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著者:シリル・ボーモント/訳:佐藤和哉
発行:(1992.12)
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中古で手に入れた本が続きます。

この本は「ジゼル」を研究しつくした本、と言っていいのかな。その成り立ちや歴史、背景や衣装、音楽、台本、歴代のジゼル・ダンサーなど「ジゼル」に関するありとあらゆるコトが書いてあるようです。きわめつけに台本まで出ていて、あまりに深い内容についていけませんでした・・・

確かに「ジゼル」というのは、いろんなところに想像の余地(ツッコミの余地とも言える?)があるお話なので研究しがいがありそうですが、今のところ私には過ぎた本だったかも。

もっともっといろんな「ジゼル」を見たら、いろんな疑問がわいてくるかもしれませんね。そしたらこの本をまた読んでみようかな。枕の友としてはよい感じです。程よく睡魔に襲われてみたりして。←私ってホント失礼だ。

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レビュー「ロシア・バレエの黄金時代」

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著者:著者:野崎韶夫
発行:(1993.11)
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これも中古で入手したもの。著者が公演パンフや新聞・雑誌等に寄稿したものを収録したもので、内容的には重複するものがあったりして、少し読みにくいところも。

プリセツカヤについて書かれた部分は、ちょうど本人の自伝を読んだばかりだったのも手伝って面白かったです。それに、先だって亡くなられたスラミフィ・メッセレル(プリセツカヤの叔母で、東バの創成期に指導にいらした方ですよね)へのプリセツカヤについてのインタビューも収録されていたのも新鮮でした。考えてみたら、メッセレル女史にご自身のコト以外をインタビューするのもかなり失礼では?って気もしますが(笑)それだけ当時のプリセツカヤはすごかった、ということかな?

内容に重複があったり、系統でまとめられた訳ではないということを除けば、いろんなところに寄稿された文章であるからそれぞれしっかりまとまっていて「へー」と為になること多し。特に終わりの方に収録された「曲目解説」はなかなか役立ちそうです。

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